着丈表示が「73cm以上」のものを長ラン学生服と呼ばれます。厳密には80cm以上を超えると長ラン、70cm代をチュウラン（セミロング）とも言います。長ランの着丈は80cmや120cmなど広範囲に点在します。

■着丈の雰囲気
120〜110cm
ロングコート並みにヒザ下が隠れる丈の長さです。
100〜90cm
ヒザに触れたり隠れる程度の長さです。
80cm〜
標準型よりながくヒザ上の長さです。

■デザイン特徴
[衿]
着丈に比例して、着丈が長くなると衿幅は太くなります。着丈70cm代で衿幅4cm前後、着丈100cm以上で5cmを超えます。
[袖]
袖口は「本穴仕様」となります。袖ボタンの数は片方に２〜５個づつのデザインとなります。着丈が長くなるほどボタンの数も増えます。
[その他]
着丈が長くなるほど、裏地や各部パーツのデザインが華美になります。
素材の合わせ部（縫い目）には、「ステッチ加工」を施したデザインが多く存在します。
肩幅の広い「ビックショルダー」のデザインが主流です。
着丈90cm以上になると、センターベンツ仕様がございます。